Kuniyuki & sauce81JP
Kuniyuki Takahashiは札幌を拠点に活動するプロデューサー。彼の音楽は常に独特の世界観を持ち、世界各国のプロデューサー、DJから高い評価を得ている。Joe Claussell主宰のNatural Resourceから自身のホームタウンであり、札幌のクラブをトリビュートした曲"Precious Hall"をリリース、4HeroのDegoの2000Blackのコンピ参加、Ananda Projectの名曲"Cascades of Colour"のリミックスリリースや、Mule Musiqよりシングル「Earth Beats」をリリースし、各DJから圧倒的な支持を得た。2006年よりファーストアルバム『We are Together』から現在まで数々のアルバムをリリース。2012年リリースアルバム『Feather World』では前回同様にジャズシーンでは独特の世界感を持つピアニストの板橋文夫や盟友Henrik Schwarzも参加し、新境地へと進んだ。また、DJ NatureやVakulaなどの海外アーティストとの共作を行い、2017年sound of speedよりこれらの共作をまとめたアルバムがリリースされる。国内のアーティストでは、サカナクションの楽曲"サンプル"を、また奄美島唄の唄者"朝崎郁恵"や、アイヌの伝統歌を歌うグループ・マレウレウなどのリミックスを行う。近年ではDJ EMMA氏のプロジェクト『ACID CITY』のコンピレーションに参加し、同作はDJ Harvey、Gilles Peterson等にもプレイされた。2017年Newwave Projectによる新しいアルバムをリリース。2018年はオランダのMusic From Memoryより80〜90年代初頭に制作した過去作品をリリース。近年はヨーロッパ、南アフリカ、ブラジル、メキシコ、USA等含め国内外でのライブも精力的に行い、即興性とダンスミュージックを融合した独自のスタイルでライブを行う。そして2019年にサカナクションの最新アルバム『834.194』収録の楽曲"894.194"をサカナクションと共同プロデュース、アレンジで参加した。
日本のプロデューサー/DJ/ビートメイカー、鈴木信之のソロプロジェクト。sauce81としてUKのEglo Recordsをはじめとした国内外のレーベルからコンスタントにレコードをリリース。N’gaho Ta'quia名義や、grooveman Spotとのユニット77 Karat Gold、Shing02とのプロジェクト、S8102等のユニットでも作品を世に送り出している。さらにMark de Clive-Loweの呼び掛けで集まったバンドRonin Arkestraのメンバーとしてアルバム『Sonkei』をリリースするなど、ジャンルや形態に捉われない活動を続けている。Red Bull Music Academyに招待されて以来、国内外多数のイベントやフェスに出演。Rainbow Disco Clubから始ったSOICHI TERADA × KUNIYUKI × SAUCE81のライブセッションは、ダンスミュージックのパフォーマー同士のセッションの可能性を示しながら、イギリス、フランス、オランダといった国々のフロアも湧かせている。DJとのセッションも積極的に行い、ceroの楽曲にドラム・プログラミングで参加し、リミックスを提供するなど更に活動の幅を広げている。マシンを駆使し、歌やシンセのループをリアルタイムで組み上げて行くファンキーでソウルフルなライヴは必見だ。